Japan XR
Science Forum 2021
世界中の研究者と家族が
仮想現実空間で体感する
セレンディピティの創出
(
VRChat会場
(以下日本時間で記載)
7:00-7:05 開会 モデレーター : 北原秀治 UJA理事
7:05-7:10 来賓挨拶 岡田健一 在シカゴ日本国総領事
7:10-7:15 企画委員長挨拶 河野龍義 UJA理事/Indy-Tomorrow代表
7:15-7:20 大会長挨拶 高田望 ノースウェスタン大学日本人研究者の会/JRCC/UJA
7:20-7:40 Award Ceremony for the Cheiron-GIFTS 2020
Presenter: 西川朋子 ケイロン・イニシアチブ外部顧問/文部科学省トビタテ!留学JAPAN *個人として参加
11:30-11:40 Award Ceremony
大鵬イノベーションズBest Presenter Award − 細胞 X 最新研究
Bristol Myers Squibb K.K. Best Presenter Award − 異分野交流 X 留学後のキャリア
インディアナ日本人会 Best Presenter Award - 留学のすゝめ X Japan XR Science Forum
LEO Science & Tech Hubs Best Presenter Award − 免疫・アレルギー X 皮膚
UJA Best Presenter Award − 異分野融合 X HFSP
Poster Award
11:40-11:42 閉会 モデレーター : 北原秀治 UJA理事
11:42-11:50 来賓挨拶 (ビデオメッセージ)
大隅良典 東京工業大学科学技術創成研究院特任教授・栄誉教授/大隅基礎科学創成財団理事長、
Torsten Wiesel, President Emeritus of The Rockefeller University/Former Secretary-General of
the International Human Frontier Science Program Organization
長田重一 President of the International Human Frontier Science Program Organization/
大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授
11:50-11:55 実行委員長挨拶 北原秀治 UJA理事
11:55-12:00 主催者挨拶 足立剛也 UJA次期会長/ケイロン・イニシアチブ副理事長
「クロスリアリティ技術を活用したWith-COVID-19時代の科学技術のあり方とは?」
12:00 エンドロール
Zoom会場A
5:30-6:20 親子科学教室 (アメリカ家族向け) presented by EUREKA & ケイロン・イニシアチブ(K-01)
7:50-9:10 「細胞 X 最新研究」 Powered by 大鵬イノベーションズ (S-01)
生体は進化的に獲得した複雑かつ巧妙なシステムにより、体内外の情報処理を適切に行っている。このシステムは臓器形成・再生、恒常性維持の要であるが故、その異常や関連分子装置の破綻は先天性異常や深刻な病気を引き起こす。
細胞は我々の体の構成単位であり、細胞種ごとに特異的な役割がある。細胞を扱う技術は、複雑な構成成分をパーツに分解して調べることで全体を理解しようとする、還元的アプローチを可能にした。その結果、この小さな細胞の中には驚くほど複雑な、外界への反応機構、細胞内処理能力が備わっている事がわかってきた。更に、これらの機能が組織・臓器レベルで統合される事で、細胞単位では果たせなかった高度な機能が達成される。今後の細胞生物学はこれら知見とと疾患との関連を解析し、より広い視野で考察する事が求められる。
本セッションでは、細胞の若返りに必要な分子メカニズム、鉄代謝による遺伝子発現制御から、老化、癌化、疾患モデル(呼吸器疾患、遺伝性難聴)などの細胞研究から浮き彫りになったホットトピックを取り上げる。またマクロ・ミクロな視点から、細胞の持つ可能性を探り、新たな側面や活用法の可能性を討論したい。古典的な解釈から脱却し、病態の新しい解釈を通して創薬研究、臨床応用ヘの橋渡しとなる様なセッションになればと願っている。
9:20-10:40 「異分野交流 X 留学後のキャリア 」 Powered by Bristol Myers Squibb K.K. (S-02)
研究で新たな知見・アイデアを得るのに必要なことは何か?
この問いに対する正解はなく、答えは人それぞれであるが、広い視野を持って異分野で利用されている技術・知識を取り入れ、自身の分野に応用することも重要な要素であることは疑いようがない。実際、異分野の研究者が交わることで、それまで考えもつかなかった新たなアイデアが生まれ、共同研究に発展するケースも存在する。
そこで、本セッションは、できるだけ異なる分野の研究者を採択することで、聴衆に一つのセッション内で様々な分野の研究に触れてもらうことを目的としている。また、異なるキャリアパスを歩いてきた研究者が、留学前後で何を考え、どう行動したのかということを共有し、議論することで、現在留学中の方が留学後のキャリア選択する上での一助となれば幸いである。